映画情報
公開年：2021年
ジャンル：ドラマ
上映時間：113分
監督：吉田大八
脚本：吉田大八・楠野一郎
原作：塩田武士『騙し絵の牙』(小説)
主な出演者：大泉洋・松岡茉優・宮沢氷魚・ 池田エライザ
あらすじ
出版業界を舞台にしたドラマ映画。
大手出版社「薫風社」の廃刊危機に陥っている雑誌「トリニティ」の編集長である速水(大泉洋)が雑誌の存続をかけて奮闘する。
初めは速水の強引な改革に編集部のメンバーは乗り気ではなかった。
ある日、速水は元々「小説薫風」の新人編集者であった高野(松岡茉優)を「トリニティ」にスカウトする。
高野は「トリニティ」で頭角を現し、徐々に編集部のメンバーも次第に速水と共にやる気を見せていく。
しかし編集部が一丸となって「トリニティ」の売り上げを上げるために奮闘する中、社内は薫風社の社長の座について問題が起こっていた。
数々の出版社を経て編集部長・速水が薫風社に来た本当の理由とは、、、。
感想(ネタバレなし)
この映画を２度観ましたが情報量が多くてあらすじを簡潔にまとめるのは難しいですね。
だからといって、内容が理解できないほど難しいわけではないのでご安心下さい。
全く出版業界を知らなくても内部事情も分かりやすく描かれており、混乱することなく最後まで楽しむことができます。
編集長の役が大泉洋さんにハマっているなと観ながら思っていたら、どうやら原作の小説がそもそも大泉洋さんを想定して書かれていたようです。
タイトルに「騙し」とあるので、先の展開を予想しながら騙されないぞ！と意気込んで観始めました。
騙し合いというわけではないのですが、最後にどんでん返しからのどんでん返し！
私は原作も知らないため、予測のできない展開で結末を迎えて面白かったです。
映画の中で使われる音楽も相まってとてもいいテンポで話が進んでいきます。
何かに必死になる展開、社内が政治的でドロドロとした展開が好きな方にはハマる映画です。
映画でおうち時間を充実させましょう！
