キャバクラの接客において大切な「さしすせそ」の言葉をご存じですか?
売れているキャバ嬢はみな、褒め上手です。
魔法の言葉である『さしすせそ』を使えばたちまち褒め上手になることができます。
キャバ嬢を始めたばかりの方や会話が苦手なんて方は、ぜひこの記事を参考に会話テクニックを身につけてくださいね。
キャバ嬢の『さしすせそ』って?
『さしすせそ』とは言葉の頭文字です。
一文字ずつ解説していきます。
「さすがですね!」
男性は過去の栄光や武勇伝を語りたがります。
そんな時はお客様を全肯定する勢いで「さすがですね!」と言って話の調子を合わせていきましょう。
気が利いた言葉じゃないような気がすると思いますが、これで十分なのです。
「知らなかった!」
自分の知っていることやうんちくをひけらかしたい男性は多いです。
何も知らない世間知らずな子に色々教えてあげたいタイプの男性とわかったときは、この言葉の出番です!
お客様と関係性が出来上がっていない状態で、知っている話が出たとしても、話を遮って「それ知ってるよ!」なんてことはしてはいけません。
よく喋るタイプの男性はとにかく話を聞いてほしいのです。
しかし、「わたしもそれ知ってる!」を喜ぶ男性もいます。見極めが大事です。
「すごいですね!」
女性から「すごいですね」と言われて悪い気がする男性はいません。
たとえお世辞だとわかっていてもです。
どこがすごいのか具体的に交えながら言うことができれば、相手の話をしっかりと聞いている感じもでて喜ばれます。
「センスいいですね!」
これは誉め言葉の王道ですね。
私が勤めていたキャバクラのマニュアルにもしっかりと書かれていたほどです。
お客様の身に着けているものや、同伴のお店など様々な場面で使うことができます。
「そうなんですね!」
会話の中でただ単に、うなずくだけの相槌ではなく「そうなんですね!」と返しましょう。
興味のない話やつまらない話は聞き流しそうになってしまいますが、「そうなんですね!」と言うだけで会話をしっかり聞いている風になります。
効果的な使い方と注意点
間違った使い方をするとお客様の気分を害してしまいます。
そんな事態にならないために、効果的な使い方と注意点を覚えておきましょう。
語尾に「!」がついている感じで話す
すべての「さしすせそ」の言葉に「!」が付いているのはお気づきでしょうか。
会話をするときは少しテンションを上げめにしましょう。
ただし、嘘っぽくなってしまわない程度にです。
そうすることでお客様のテンションも話の調子も徐々に上がってきます。
フリー卓で初めからいきなりテンションMAXで会話をすると、この子うるさいなと思われてしまう可能性があります。
適当に言わない
「さしすせそ」言葉を使うときは感情をこめて言いましょう。
感情がこもっていないと、嘘っぽいリアクションに見えるうえに適当だなと思われてしまいます。
お客様が興味のない話やつまらない話をしてくるなんて当たり前のことです。
そんな話をいかに楽しそうに聞くかはキャバ嬢の仕事のひとつです。
もはや感情なんてこもっていなくてもいいのです。
こもっているふりが完璧にできればそれでいいのです。
お客様もバカではありません。
適当な返事をしているとバレます。
むやみやたらと使わない
「さしすせそ」言葉を過剰に使いすぎるのは一番嘘っぽく感じてしまいます。
うまく「さしすせそ」言葉を交えながらどんどん話を展開させていきましょう。
具体的に褒める
どこがすごいのか、センスがいいのかを具体的に言うことでお客様は喜んでくれます。
外見だけやぱっと見の印象だけではなく、お客様の内面的な部分も褒められるようになりましょう。
そうすることで、ちゃんと自分を見てくれている、興味を持ってくれていると感じます。
まとめ
・さすがですね!
・知らなかった!
・すごいですね!
・センスいいですね!
・そうなんですね!
いきなり褒め上手、会話上手になるなんて無理な話です。
徐々に慣れていってくださいね。
お客様を見極めてどんな言葉を使えば喜ぶのか判断できるようになることが大事です。
「さしすせそ」言葉を使いこなして褒め上手なキャバ嬢を目指しましょう!